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ゼロエネ住宅は本当のエコ住宅といえるのか?

 あけましておめでとうございます。本年もより良い住宅をご提供できるように精進していきます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

ホームページリニューアル後、初ブログです!
 
 さて、みなさんは年末年始はゆっくり過ごされましたでしょうか。
この業界は年末年始ぐらいしか、ゆっくり過ごす時間がなく、日頃はなかなかゆっくりすることがありませんが、年始からはゆっくり過ごすことができました。といっても、1月4日から仕事は開始しましたが(>_<)

 では、本題にはいります。「ゼロエネルギー住宅」みなさんも最近よく聞かれることだと思いますが、私も最近FMラジオでゼロエネ住宅について話をさせていただきました。
 
 文字通り、生活で「消費する」エネルギーよりも「創る」エネルギーのほうが多い、もしくは等しい住宅のことです。
環境のことを考えても、光熱費のことを考えても、できるだけ住宅は省エネルギーで燃費の良い住宅がいいですよね。
 
 住宅に燃費があるの?と思われますが、住宅にも燃費はあります。車のようにリッター:5㌔しか走らない車か、リッター:20㌔走る車か、住宅にも同様の考え方が必要です。
 
 国も日本の住宅について本腰をいれています。
2020年にはすべての新築建築物は国が定める省エネ基準を満たしたものでなければ建てられない、という「省エネ住宅の義務化」の方針が決定しています。

また、↓
下記、記事は総合資源エネルギー調査会の考え方が記載されている記事ですが、
「2020年までに新築戸建住宅の過半をゼロエネ住宅にすることを目指す」と記載されています。
 
 結論から申しますと、
「2020年までに改正省エネ法をクリアする家づくりを行うこと、
予算が許されるなら、ゼロエネ住宅を目指すこと」となります!
 ※目指すべき「ゼロエネ住宅」には懸念されることがあります。
後記に詳細を記載しております。


長期優良住宅基準と改正省エネ法をクリアすることが
最低基準となります。

[新建ハウジングH27.12.20]

20151221175118_00001.jpg


「ゼロエネ住宅にはまだ懸念される事項ある」
 
 ゼロエネ住宅の定義は、
 
 1.消費エネルギーよりも創りだされたエネルギーが多いか等しいか。
 
 2.建物に断熱性能があること(国が定めた基準に適合)
 
 3.自然エネルギーを取り込む設計手法がとられていること(換気、日射制御等)
 
 4.省エネデータの計測装置が付いていること。(HEMS)
 
 5.太陽光発電など、創エネ設備があること。

  要するに、1.の「消費エネルギー≦創エネルギー」を実現するために、2つの方法があるということです。

  一つは「省エネ」
 
  2.建物の構造そのものの断熱性能を上げる(注※気密性能も大事)
  
  3.設計段階で自然エネルギーを取り込む建物にすること。

  もう一つが「創エネ」
  5.太陽光をつけてエネルギーを創ること。

  4.エネルギーが見える化すること(HEMS等)

 ゼロエネ住宅の方向性で危惧されることがあります

  それは、何か?

 「省エネ、創エネともに設備機器に依存しすぎているという傾向です」

 日本の家づくりは、断熱性能や気密性能といった、家本来の躯体性能を上げることをないがしろにしてきた歴史があります。その傾向は現在でも継続しています。
 
 設備機器での省エネ・創エネは本当のエコ住宅といえるのでしょうか?

 非常に疑問を感じます!設備機器に多額の費用をかけるのであれば、家本来の躯体性能に費用をかけ、少しのメンテナンスで60年以上継続して住むことができる家づくりのほうが、長い目で見たらコストはかからないと思います。

 耐久性の高い家というものは、本来はそのような意味ではないのでしょうか。

 躯体性能をながしろにした家にいくら良い設備機器を設置しても、家本来の耐久性が低く、30年で建て替えなければ
ならないような家であれば、経済的ではなく、かつ環境負荷も大きいので、本末転倒ですよね!

 「今からの家づくりをゼロエネルギー住宅にしていくぞ!」と言っている国の方針は賛同できますが、視点がずれているように思えます。

 次回は、「省エネ」の設備と躯体性能の違いをお伝えします。

 寒くなりましたので、皆さん風邪ひかないようにご自愛ください<(_ _)>

 
 

 
  
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